ジムに行くとなんか手首につけてトレーニングしてるけど何かな?
なんかかっこいい。
自分もつけてみたいけど筋トレ始めたばかりだし早いかな?
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
・リストストラップって何?
・リストストラップは筋トレでどんな時に使うべきか
・リストストラップは筋トレ初心者でも必要な理由
・リストストラップの種類
・自分にあったリストストラップの選び方
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、トレーニング歴25年、ジムトレーニング経験13年、パーソナルトレーナー歴6年ほど。現在整体院にてトレーニング指導、ストレッチ指導を行っています。
それでは解説していきます。
リストストラップとは?筋トレ初心者でも使った方がいいの?
トレーニングジムに行くと、バーベルやダンベルを持つときに手首に何か巻いてトレーニングしている光景を見ると思います。これは、リストストラップというものです。
これは僕が実際に使っているリストストラップです。
写真上のゴールドジムの方は、かなりほつれてきています。
リストストラップはどんな時に使うの?
リストストラップはデッドリフトやベントーバーロウ、チンニング(懸垂)などで自分の握力では支えきれない重さを扱う際に、握る力をサポートして目的の筋肉に効かせるために使います。
簡単に言うと、リストストラップは握力補助のために使用。
例えば、デッドリフトで鍛えられるのはハムストリング、大殿筋、下背部ですが、これらの筋肉に効かせる前にバーベルを握る力が弱いときには、当然目的の筋肉に負荷がかからなくなりますね。そこで、サポートとしてリストストラップを使うことで重量を重くしてもバーを離してしまう心配がないので、目的部位にしっかり効かせたトレーニングが出来るようになるのです。
チンニングもそうですね、バーにぶら下がり自分の全体重を支えるわけですからそれなりの握る力が必要になります。チンニングをやる前に握りが甘くなって動作できないとなるとがっかりです・・・チンニングががんがんできると広背筋が発達してかっこいいですよね。
ちなみにこちらはリストラップというもので、リストストラップとは別の用途で使いますのでご注意を!
(フェリー) FERRY リストラップ ウエイトトレーニング 手首固定
リストラップは手首を固定することで、手首への負担を緩和することにより、高重量を扱うことができます。また、怪我予防も兼ねています。
主にベンチプレスやダンベル、バーベルショルダープレスなどで手首をサポートする時に使用します。
リストストラップは筋トレ初心者でも使ったほうがいいの?
筋トレをはじめたばかりの時には、そこまで扱う重量は重くないと思いますが続けていくと次第にパワーアップしていきますので、重量も上がってきます。そうなった時には先ほどお話した、トレーニング部位を効かせる前に握力が負けてしまう場合は筋トレ初心者であってもリストストラップを使うことがベターだと思います。
ただ、リストストラップを使ったことにより、許容範囲以上の重さでトレーニングしてフォームが崩れたり、故意にチーティングを利用してやる場合には、おすすめできません。
チーティングとは反動とを使うという意味ですが、こちらの記事で詳しく解説しています。
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リストストラップはどうやって使うの?
リストストラップの役割、筋トレ初心者では目的に合わせて使った方がいいとわかったところで、次は使い方です。
こちらは、一番オーソドックスなリストストラップで、多くのトレーニーに愛されています。僕も長年愛用しています、
こちらの使い方について解説していきますね。
これは、ラッソタイプというもので、1本のひも状になったものに端が輪になっていて、こちらに反対側の端を通して輪をつくり、この中に手首を通して使います。
「ラッソ=投げなわという意味」
この輪っかに手首を通して、バーを上から握る時に、リストストラップはバーベルの下から持ってきます。
そのままバーに巻き付けます。
リストストラップの長さと自分の手首の太さとの兼ね合いで2~3週巻けます
最後にバーに巻き付けたリストストラップと一緒にバーベルを握りこみ完了です。
これでバーをしっかりキープすることができます。
オーソドックスなリストストラップの巻き方がわかったところで他にどんな種類があるかご紹介しますね。
リストストラップの種類は?
タイプ1:ラッソタイプ
先ほど紹介したものですね。
タイプ2:エイトストラップ
こちらは、8の字を描いた形状になったいてバーと手首を固定して使います。高重量を上げる上級者向けのものになります。
タイプ3:シングルループタイプ
シングルループタイプはあらかじめ輪が出来ていてこれに手首を通して巻き付けるだけなので簡単ですが、こちらは筋トレ上級者やリフター向けです。
リストストラップの選び方のポイント
僕自身がリストストラップを選ぶ際にポイントとした内容を書いておきますので、自分に合うものを探すためにも是非、参考にしてください。
1、素材を確認する
・布製
・レザー
・革製
筋トレでは汗をかくので洗濯できることを考慮して布製がおすすめです。
でも、自分の好みで選んでOK
2、緩衝材もポイント
手首に巻き付ける時、手首の甲側にクッション材が入っているものを選んだ方が巻いても痛みが少ないと思います。
主に布製のリストストラップにはついています。
3、筋トレ初心者におすすめタイプは?
皆さんが使っている、一般的なラッソタイプで問題なしです。
パワーグリップも一応覚えておいてね
リストストラップと同じ握力補助の役目をするパワーグリップというものがありますが、筋トレ初心者では、リストストラップでOKです。
パワーグリップは、僕も以前使っていましたがグリップ部分が分厚くなり、インターバル時の手の自由度が少なく、不便と感じてリストストラップに戻しました。
おすすめのリストストラップはどれ?
僕は筋トレは25年ほどやってきたけど、使いやすいのはゴールドジムのものでした。
なんかしっくりきて、長さもちょうどいい感じでバーとの感触がなんとも言えないです。
5回以上は買い替えていると思います。
使ってるとこんな感じでヘタってくるので。(写真上)
ゴールドジム製は初心者にも使いやすいのでおすすめですよ。
でも自分の好みで選んで大丈夫です。
価格もそれなりで、初心者にもおすすめなのはこちらですね。僕も今回これにしてみましたが使い始め少し硬さを感じましたが、使い込んで慣れてきたら気にならなくなりました。
最後に
リストストラップについて解説してきましたが、筋トレ初心者でもある程度筋力がついてきた場合には、必要に応じてリストストラップを使った方がいいと言うことは理解していただけたでしょうか?
自分の感想ですが、リストストラップをつけてトレーニングしてるとなんかかっこいい。ついつい鏡を見てしまう自分・・・
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はここまで。