ストレッチの種類は色々あるけれどスタティックストレッチてどうやるの?
やった方がいいタイミングや注意することは?
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
・スタティックストレッチとは?
・なぜスタティックストレッチをするのか
・スタティックストレッチのタイミング
・スタティックストレッチの注意点
この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、トレーニング歴25年、ジムトレーニング経験13年、パーソナルトレーナー歴6年ほど。
ストレッチには、静的ストレッチと動的ストレッチがあります。
静的ストレッチをスタティックストレッチ、動的ストレッチをダイナミックストレッチと呼びます。
スタティックストレッチとは?
スタティックストレッチ(静的ストレッチ)とは、反動を使わず筋肉や関節を無理なくゆっくり伸ばし、関節の可動域(関節の動く範囲)を広げていくストレッチ方法です。
一つのストレッチ部位を、30秒から90秒と長めにゆっくり伸ばしていくと効果的です。
なぜ、スタティックストレッチをするか
柔軟性の向上⇒関節の動く範囲が広がる。
リラックス効果⇒自律神経の副交感神経の働きが優位になる。
運動後の筋疲労回復促進⇒血液循環がよくなり、疲労物質を流して栄養供給が良くなる。
スポーツ障害の予防⇒筋肉の柔軟性が向上することで、障害を予防できます。
スタティックストレッチを習慣化することで、スポーツ選手には、筋肉の柔軟性を保つことで疲労の回復やスポーツ障害などの予防につながります。また、スポーツやらない社会人のかたでも、日常の凝り固まった筋肉がストレッチによって柔軟性が上がることで、肩や首凝りがとれたり、疲労回復にもつながりますので、だれがやっても体に良く、安全なストレッチ方法です。
スタティックストレッチのタイミング
- 運動後
- 入浴後
- 就寝前
運動した後は、筋肉のクールダウンを含めて、なるべく疲労を翌日に残さない為におこないます。
お風呂に入った後は、筋温が高くなったところで、日常の凝り固まった筋肉や運動で使った筋肉をゆっくり伸ばし、体のリラックと早めの疲労回復を促します。
就寝前には、心も体もリラックスしているため筋肉が伸びやすく、リラックス効果も高まり熟睡に繋がります。良い睡眠をとることは、疲労回復につながります。
寝る前にテレビを見たり、パソコン作業で神経が少し高ぶってい時にもストレッチをすることで、自律神経にの安定にもつながり入眠しやすくなります。
ストレッチをするときには、筋肉が温まっている状態で行うことがポイントです。
スタティックストレッチの注意点
・運動前にスタティックストレッチを長くやりすぎると、筋力の力発揮が一時的に低下する場合がありますので、普段の練習で確かめながら、自分に合ったストレッチ方法を見つけましょう。
・ハードラーズストレッチのような、靭帯に負担がかかるストレッチは避けましょう。
まとめ
スタティックストレッチは、すぐにだれでも簡単にできるもので、筋肉の柔軟性向上、関節可動域の広がり、リラックス、疲労回復などに効果的に働き、ストレッチを習慣化することで、体も心も元気になることで一日一日を活気ある活動的な日々に変えてくれるものだと言ってもいいと思います。自分にできるものから始めてみてください。
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