厚底シューズ、今では一般ランナーでも手に入りやすくなってきてるけど、そんな安いものじゃない。
そこで、実際ズームフライ3はどうなの?早く走れるの?足が痛くなるっていうけど本当?などと問題を抱えている方に、ランニングシューズ選びの参考になればと思い、新品購入から500キロほど走ってみての感想をまとめてみました。
ズームフライ3で500キロ走ってみた感想
私は、筋トレと合わせてラントレもやってきましたが、特にマラソン大会に出場するとか、ランニング競技のためのラントレではなく体力、瞬発力、持久力強化の一環でやってきたものです。
ズームフライ3との出会い
なんとなく行った大型スポーツ店での出来事。
特にランニングシューズを買うつもりはなく、なんとなく見ていたら、NIKEズームフライ3が目に入りました。
今話題の厚底シューズだと思い、店員さんにお願いして試し履きさせてもらいました。
シューズを履いた瞬間、浮いてる?という感覚が率直な意見です。
20メートルほど店内を走らせてもらい、やっぱり浮いてる?感じです。(ふわふわした感じ)
以前話題になったDr.中松さんのジャンピングシューズ的なイメージでした(笑)
今までのランニングシューズは、軽量で走っている地面の感覚が伝わりやすいものを長年使用していました。(軽い方が早く走れると信じ込み・・・)
それから比べると、地面から守られてる感じを受けました。
もう、新感覚です!
これは面白い、でもキロ5,6分で走っている自分でも効果があるのかな?早く走れるの?と思いながらも、新しいものは試してみないとわからないという衝動もありすぐに購入!
はじめて走ってみて
私が普段どれくらいで走っているかわからないと、読者の方々との比較にならないと思いますので、参考までに。
1回のランニング距離:5~10キロ程度
1km:5分~6分 ときどき4分台
ランニング頻度:1週間に4、5日程度
体重:標準体重より10キロほどオーバー
GARMINのデータを見ると、初めて走ったのは約10キロ。
なんか、ジャンプして走っているような、ポーン、ポーンといったイメージで、無理に足をだそうとしなくても進む感じでした
私のランニングコースは坂が多く、記録を見ても170メートルほどの高度上昇があります。
それをふまえて
実際に500キロ走ってみた感想
登り:うまく力を伝えてあげると、楽に登って行ける感じ
⇒蹴り足の大殿筋と、着地側の股関節屈筋の連動を意識
下り:クッション性があり足への衝撃が少ない
着地時にかなり体重をかけても大丈夫、逆にその反動で前に進む感じがでる。
平地:うまく力を伝えることができた時には、股関節の回転でスーッと前に進む感じがする。
アップ不足などで、下手に力が入った状態で走ると、自分では早く走っているつもりが、タイムを見ると意外と遅かったりする。
総合的にみると、5、6/kmで走っていても十分満足のいくシューズです。また、足の着地の仕方や股関節、下肢の筋肉の使い方でスピードの出方が違ってくるような感じがします。
これは、実際に走ってみて感じた率直な意見です。
2020年3月現在で、ズームフライ3購入から500キロほど走っていますが、気持ちよくラントレできています。
ただいくつか不満点もありますので、追記しておきます。
2つの難点
①シューズの紐がほどけやすい
②LSD(ロング・スロー・ディスタンス)、アクティブレストでのランには不向き
この2点です。
①に関しては、きつく結んだはずなのに2キロくらい走っているとほどけてくるんですよね。1回だけじゃなく何度かありストレスに感じ始めていたころ、ちょうどそのことを考えていたら、シューズひもの話題になり、知人から結ばなくてもいいシューズひも(キャタピラン)があると聞き、試してみようと思い購入⇒結果、正解でした。ストレスなく走れてます。
②については、ランニングフォームや体の使い方を意識したり、疲労を抜くためにペースを落として走る場面もあるのですが、ゆっくり走ることを許してくれないシューズとでもいいましょうか・・・ついペースが上がってしまう・・・
そうです、そもそもズームフライ3はペースを落として走るシューズではないため、ペースを落として走るときは以前のシューズでOK、問題解決です。
まとめ
キロ5,6分台で走ってもズームフライ3の恩恵は受けられる。
以前に履いていた、軽量のシューズと比べると足に負担が少ない。
ペースを落として走るには不向き。
初めてズームフライ3を試してみましたが、総合的にみて大変満足です。
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