【5ポイントコンタクトとは?】筋トレ初心者は覚えておいた方がいいよ

5ポイントコンタクトってなに?

どんな時に使われるの?

その重要性はなに?

こんな疑問にお答えします。

本記事の信頼性

この記事を書いている私は、筋トレ歴25年、ジムトレーニング経験13年、パーソナルトレーナー歴6年ほど。柔道整復師として現在整体院にてトレーニング指導、ストレッチ指導を行っています。

筋トレ初心者も覚えておくべき、5ポイントコンタクトとは?

5ポイントコンタクトとは、ベンチプレスやレッグカールなどをやる時に、あお向けやうつ伏せでベンチに接地した時に体がシートに接触しておくべきポイントが5つあるということです。

あお向け(背臥位)の5ポイントコンタクト

・後頭部
・上背部、肩
・下背部、殿部
・右足
・左足

仰向けの5ポイントコンタクトは、ベンチプレスなどで使うフラットベンチ台、レッグプレスマシンなどを行う時に、それぞれあお向け(背臥位)や座位になった時に後頭部、上背部・肩、下背部・殿部、右足、左足の5つの部分(ポイント)をつけてトレーニングすることで、下肢から体幹の安定をしっかり保ちバランスをとることで力を伝達しやすくなるとともに、目的の筋肉をトレーニングするためのフォーム作りに欠かせませんので、筋トレ初心者のうちから気をつけておくといいですよ。

うつ伏せ(腹臥位)の5ポイントコンタクト

・顎(横向きの場合は頬)
・胸部、腹部
・大腿部前面
・右足
・左足

うつ伏せも同じく5ポイントコンタクトがあり、レッグカールなどベンチにうつ伏せ(腹臥位)になりトレーニングする場合は、顎、胸部・腹部、大腿部前面、右手、左手をシートやパッド、ハンドルに接触する必要があるということです。

なぜ5ポイントコンタクトが必要なの?

5ポイントコンタクトが必要な理由はこの3つ

・安全性
・正しい動作の習得
・代償運動を避ける

5ポイントをしっかりついてトレーニングすることで、安定感が保てます。ベンチプレス の際にブリッジのし過ぎでお尻が浮いたままやっていると筋トレ初心者では体ができていない分、腰や肩などの怪我につながる可能性があります。しっかりトレーニングを積んだ上級者では、意図的にブリッッジを使うこともありますが、お尻がついた上でのブリッジになってます。パワーリフティングにおいてもベンチプレスでお尻が浮いた状態でバーベルを挙げても記録になりません。

もう一つは、5ポイントコンタクトのどこかがついていないとそれだけ他部位に負荷がかかり、本来鍛えるべきポイントと違う部分に負荷がかかりやすいので傷害につながりやすくなります。

ベンチプレス で片足が地面から離れていれば、当然バランスを保つためにもう片方の足や体感にも負担が強いられます。後頭部が上がっていると頸部への負担が増します。

最後に

筋トレ初心者のうちから基本を覚えておくと、無駄なトレーニングは極力避けられ、怪我を予防できますので、やはりしっかりした基本を押さえる必要があります。

今回はここまで。

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