バランス能力って鍛えられるの?
バランストレーニングは本当に必要?
どうやったらバランス能力が鍛えられるの?
この記事の内容
・バランス能力を鍛えることは【必要?それとも不要?】
・バランス能力を鍛える方法
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトによると
バランス能力とは、
静止姿勢または動的動作中の姿勢を任意の状態に保つ、また不安定な姿勢から速やかに回復させる能力を意味します。スポーツ選手においては適切な姿勢を保つ能力は競技力における重要なボディコントロール能力のひとつとなります。
つまり、自分の体を自由にコントロールできて、不安定な体勢になってもリカバリー(立て直せる)できる能力のことですね。
それでは意識的に、
バランス能力を鍛えることは【必要?それとも不要?】
バランス能力が高いに越したことはありませんが、特に鍛える必要がある場合とそうでない場合を考えると以下のようになると思います。
バランストレーニングが必要な場合
・スポーツ選手
・怪我から回復の時
・体を動きやすくしたい
・高齢者
✔︎ スポーツ選手
スポーツ選手は、どんなスポーツにしても動的・静的それぞれの身体バランスを高めることで、より高いパフォーマンスを発揮することが期待できるので、バランス力を鍛えることは必須です。
✔︎ 怪我からの回復時
捻挫、骨折、肉離れなど、一度けがをすると筋肉の働きが落ちます。筋力が落ちるだけなら筋トレすると元にもどるのでいいのですが、筋力低下に伴って筋肉が誤った使われ方をするようになるとケガを繰り返したり、ケガは治ったはずなのに痛みが取れない、んんてこともあるので、バランストレーニングなどで、体の使い方を再学習する必要があります。
✔︎ 体を動きやすくしたい
バランス能力が向上すると、自分の体をコントールしやすくなり無駄な力を入れなくても動けるようになるので、こんなときにもバランストレーニングは有効です。
✔︎ 高齢者
年齢を重ねるうち、知らず知らずにバランス能力は低下します。機能訓練型ディサービスや地域のコミュニティでも歩行訓練、バランス訓練は必須の項目に入っていますので、健康寿命を伸ばすためにもバランストレーニングは必要になります。
バランストレーニングに力を入れなくてもいい場合
・幼少期
・パワーリフターやボディビルダー
✔︎ 幼少期
幼少期では外で遊び、駆け回ったりすることで自然とバランス能力がついてきます。
✔︎ パワーリフターやボディビルダー
特に筋肥大や筋力を目的としたトレーニーには、バランストレーニングを集中的に行うよりは筋トレに時間を割いた方がいいでしょう。しかし、ベンチプレスやクリーンで肩が痛い、スクワットで膝が痛い、などという時にはバランス力を高めることで改善することもあります。
バランス能力を鍛える方法
バランス能力を鍛えるには基本的に自重を利用して行いますが、その中でも道具や器具を使用してやる方法と、自分の体のみで行う2つに分けられます。
それそれ分けて解説します。
まずは、器具などを使うものは、
器具や道具を使って鍛える
・バランスパッド
長方形のクッション性があり、沈み込むような感じのマットで、この上で片足立や前後・左右などの重心移動をすることで、下肢の筋肉バランスが鍛えることができます。
・バランスボール
主に体幹や骨盤を中心としたバランス能力を向上できます。何度が上がると上肢や下肢などのバランス能力向上にも応用できます。
・バランスボード
下肢〜体幹の安定性や重心位置をしっかり保つためのバランスを鍛えるために有効です。
・バランストレーナー
こちらは、使い方によって体幹、下肢、上肢と全身のバランス力を鍛えることが可能です。
一段上のバランス力を目指すためにはおすすめです。
次に、
自重でトレーニングする方法
・バランスの基本は、しっかり足の裏全体に体重を載せることができて、股関節で支えることが基本です。
特に多いのが足の外側に体重が乗りやすくなっている場合です。
足の外側にいつも体重が乗っていると、O脚にや膝痛の原因にもつながります。しいては、肩こりなどにもつながりますので、足のへの体重の乗せ方はとても大事になります。
簡単にできるバランストレーニングは、
片足立ちです。
足の母趾球付近に意識して、骨盤でしっかり支えます。
そして、
スタビラーゼーションを目的とした体幹トレーニングです。
✔︎ ダイアゴナル
見た目は簡単そうに見えます。対角の上肢と下肢を一直線に上げて、体幹・腰背部〜股関節の筋肉のバランスを整えるのに最適です。
✔︎ プランク
サイドプランク
体幹バランスを集中的に鍛えるにはおすすめです。腹筋が弱いと結構きつく感じます。
まとめ
バランス能力を鍛える方法はたくさんありますが、鍛える目的がはっきりして言うと、どんなバランストレーニングしたりいいかがはっきりしてきますので、まずはなんのためにバランス力を鍛えるのかな、基本に戻って考えた上でトレーニングに取りくむことをおすすめします。
今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。