色々なストレッチがあるけど、ダイナミックストレッチとバリスティックストレッチってどんなストレッチ?
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
・ダイナミックストレッチとは?
・バリスティックストレッチとは?
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、トレーニング歴25年、ジムトレーニング経験13年、パーソナルトレーナー歴6年ほど。
ストレッチには、静的ストレッチと動的ストレッチがあります。
静的ストレッチはスタティックストレッチ、動的ストレッチはダイナミックストレッチとも呼びます。
ダイナミックストレッチとは
ダイナミックストレッチは、動きをともなうストレッチのことで、主に運動前の準備運動などで筋温を上げたり、関節可動域(関節の動く範囲)を広げることで、体が運動に入る準備をするときに使うストレッチ方法です。日本人のだれもが一度はやったことがある、ラジオ体操は動的ストレッチでダイナミックストレッチにになります。
- はじめは軽めに動かしながら、身体を利用してリズミカルに動かします。(軽いストレッチ感が得られる程度)
- 関節が動いてきたら、動く範囲を少しづつ広げていきます。
- 呼吸は、自然に行います。
ダイナミックストレッチの注意点
- 体が温まっていない時や寒い時期に、始めから関節の動きを大きくすると、筋肉痛を起こすこともあり、筋肉が温まってくるのを確認しながら少しづつ可動域を広げていく
- 1か所だけ柔軟性が上がるのではなく、全体的に関節の各種方向にバランスを取りながら行う。
バリスティックストレッチとは
バリスティックストレッチは、ダイナミックストレッチの一種で、反動を利用しながら動的ストレッチをしていく方法です。例えば、サッカーの準備運動などで行われるブラジル体操はバリスティックストレッチになります。
反動を利用してストレッチするため、体の温まり具合に応じて徐々に関節可動域を広くしていきましょう。
はじめから無理に動作を行うと筋肉痛が起こることもあります。
まとめ
ダイナミックストレッチは、正しいやりかたで行うと運動前のウォーミングアップに適したストレッチ方法です。最初から無理に可動域を広げようとしないで、筋温の上昇とともに少しづつ可動域を大きくして行うことがポイントになります。
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今回はここまで。