筋トレ始めたけど筋肉に効いている分らない
トレーニング中の筋肉に意識できない
こんなお悩みにお答えします。
この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、トレーニング歴25年、ジムトレーニング経験13年、パーソナルトレーナー歴6年ほど。
筋力トレーニングでは、使っている筋肉を意識することが重要だと言われています。
これほんとなの?→本当です。
何も考えないでただ体を動かしているのと、筋力トレーニングで使っている筋肉を意識してやるのとでは、効果が全然違います。これは、トレーニングの基礎部分になりますので、はじめのうちに覚えておいてください。
トレーニングの原理・原則にも書かれているほどです。
なぜ筋力トレーニングしている筋肉を意識できないのか?
筋トレを始めて、よしフォームができてきたから、次は筋肉を意識しながらとれーにんんぐしてみましょう、と言われることがあると思います。
筋肉に意識?どうやってやるんですか?よくわかりません・・・トレーニングを始めて間もないときにはこんな感じではないでしょうか。実際私もそうでした。ここを使ってるんだよ、と指導されてもはじめはよくわかりませんでした。でも大丈夫ですコツをつかむと使っている筋肉をすぐ意識できるようになります。
筋トレで効果を出せるか、出せないかの違い
使っている筋肉を意識してトレーニングできる→トレーニング効果大
使っている筋肉を意識してトレーニングできない→トレーニング効果半減
同じ筋トレをしていても、筋肉を意識できるかできないかでこんな感じで変わってきます。
ちょっとだけ自分の体験談ですが、過去にいやいや筋トレしていた時期がありました。半強制的に・・・というか強制的に、そんな時には、早くやめたい気持ちで、トレーニング後も栄養や休養のこともあまり考えず、やはりただ疲れるだけで、精神的にもきつい時期でした。ひとりでやっていたらとっくに筋トレはやめていたでしょう。
なんのためにこんなきついことをしているんだろうと、毎日考えていた、そんな時期もありました・・・この時と今の意識しながら筋トレしているのと比べると、今の方がトレーニング頻度は少ないけど効果はでています。そして、充実感もあり筋肉もいい感じでついてます。年を重ねても筋肉はつくんだと実感しました。
ちょっと話はずれてしまいましたが本題に戻りましょう。
トレーニング初心者からよく言われること
トレーニング始めたばかりのかたからよく言われます。「筋肉をつかえているかどうかわかりません」この気持ちわかります。自分もそうでしたから。
例えば、ベンチプレスは胸の筋肉(大胸筋)と腕の後ろ側(上腕三頭筋)を意識してバーベルを挙げましょう。と言っても、「使えている感覚が無いです」と言われることがあります。
それはなぜでしょう?
ずばり、普段その筋肉を自分の命令で動かすことができていないからです。
普段筋肉が使えていないのに、いざ筋トレで意識してトレーニングしろと言われても無理に決まっています。
それじゃ、どうしたらいいの?大丈夫です。次のことを順番に見直してみると出来るようになります。
筋肉を意識して使うための5つのポイント
少し重い重量でトレーニングしてみる
フォームが正しいか再確認する
筋肉をイメージする
自分で筋肉を触って動かしてみる
一緒にトレーニングしている人に使う筋肉を触れてもらう
まずは、フォーム確認です。正しいトレーニングフォームが出来ていないと当然筋肉も正しく使えません。また、けがにもつながりますので、第一に確認しましょう。
次に、トレーニングで使用する筋肉を覚えておきましょう。覚えると言っても写真や筋肉図をみてイメージするだけで大丈夫です。この動きの時は、この筋肉というふうな形でいいです。先ほどのベンチプレスの例で言えば、大胸筋と上腕三頭筋をイメージします。
ここまで、準備が整ったら動作に入りますが、自分で筋肉を触って動かすことができるか、触っている部分の筋肉に意識できるか確認します。その後、トレーニング動作中にパートナーやトレーナーさんなどに使っている筋肉を触れてもらいながら、意識するようにしてトレーニング動作を行います。(この時、実際わからなくても大丈夫ですので、続けてください)
だいたいこの4つのことをやってもらうと、ほぼ出来るようになりますがそれでもまだわからないという時には、筋トレの重量が軽すぎる場合があります(特に男性の方では)。無理のない範囲で少し重量を上げてみて、1~4をやってみてください。
筋肉を意識してトレーニングすまで少し時間がかかる場合がありますが、あきらめずにここまでやってみてください。
コツを覚えてしまえばしめたものです。トレーニング効果も上がること間違いありません。トレーニングをはじめた段階でマスターしておいたほうがいいですね。
一度覚えた動作はまたできる
人の運動機能の記憶は小脳にああります。
一度自転車に乗ることが出来るようになると、何年も自転車に乗っていなくても、またすぐに乗れるようになるのは、小脳が運動の感覚を記憶しているからです。
これと同じように、筋トレで一度度意識してトレーニング出来るようになると、小脳のはたらきにより、継続して意識できるようになります。
まとめ
筋肉を意識するコツをつかむまでが、トレーニング初心者には難しいと思いがちです。しかし、ここのステップを乗り越えられれば、どんどんトレーニング効果は上がりますのでこの一山をぜひ超えて、自分の理想の体に近づけてください。
一日、一日のトレーニングを楽しみましょう!
今回はここまで